ぱどのxoxoBlog ~NPへの道のり~

NP:ナースプラクティショナーを目指す人のための情報共有ブログ

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続 アンドラゴジー

こんばんは,NPぱどです。さっきまではたらいていました。で,仕事中に思いがけないことに気が付いたんですけど,私の病棟,院内の移動はあれど,常勤看護師が2年ほど誰も退職していないという奇跡的な環境であったのです。少しだけ自慢したいです。

 

 

はじめに

アンドラゴジー理論の反響がすごかったです。看護系以外の方からもご興味を示していたっだいたので,きっと世の中にもっと周知させるべく理論なのだな,と思いましたので続編をつくりました。

ノールズのアンドラゴジー理論における成人学習者の特性

昨日,「継続教育の基準ver2」で成人学習者の特徴を・・・って書いてあるって言ったのに,その特徴を書くの忘れてました(笑)今回も,ざーっくりと,説明していきますので,ぜひみなさんの病院の教育計画に活かしていただければな,と思います。

知る必要性

ノールズさんは言いました「成人は学習を開始する前に,なぜその学習をするのかを知る必要性がある」と。つまり,なんで私はこのことについて勉強する必要があるのか,というところでしょう。

自己決定性の増大

ノールズさんは言いました「人間が成長するにつれて,依存的状態から自己決定性が増大していくのは自然なことである」と。つまり,小学校や中学校で,教師から教えられていた教科教育から,自分の好きな学習内容を選択し,学習方法を選択し,関連する事項やそこから発展した内容まで学習を追求していく,というかんじです。自己決定性の増大という考えは,のちにSDL:Self Directed learningという重要キーワードが生まれます。これについてはまた後日ふれますが,看護の間でもホットワードですので記憶にとどめていただけると。

学習資源としての経験

ノールズさんは言いました「人間は成長・発達するにつれて,経験のたくわえを蓄積するようになるが,これは,自分自身および他人にとってのいっそう豊かな学習資源になる」と。そうですよね。学習の方法や,学習対象の矛先は,「成人」という生き物のそれまでの経験から出てくるのです。それを他者と共有することで,もっと視野は広がると述べています。一方,こうも話しています。「成人は多くの固定した思考の習癖やパターンを有しており,この点ではあまり開放的ではない」と。成人という生き物は,自分が行ってきたことで自分が作られています。だから,その経験でしか学習しないという閉鎖的なリスクももっています。

学習へのレディネス

ノールズさんは言いました「現実生活の課題や問題によりうまく対処しうる学習の必要性を実感した時に,人々は何かを学習しようとする」と。レディネスとは準備性のことです。つまり,新人看護師さんに,看護管理ファーストレベルの勉強をさせても意味はないでしょ?ということですが。学習には教育の適性期,というものがあるというのです。

学習への方向づけ

ノールズさんは言いました「彼らは,今日得たあらゆる知識や技能を,明日をより効果的に生きるために応用できるよう望む」と。そうなんです。ここは大事なポイントだと勝手解釈しているのですが,すぐに使えるような知識の伝授,あるいは課題の提供が必要なんですよね。じゃなきゃ,学習者はピンとこないんです。

学習への動機づけ

ノールズさんはここだけあまり詳しく述べてませんでしたが,「ペタゴジーの学習動機付けが外部からの賞罰によるものに対し,アンドラゴジーのそれは内発な誘因,好奇心である」という雰囲気で話しています。そうですよね。自分でこれ勉強したい!!!って思うようにならないと,勉強しないですよね。

 

これらの6要素をうまく組み込んで,学習計画を立てていくと,うまくいくのかもしれません。以上ざーっくり説明でした。

今回は三輪建二さんの書籍「おとなの学びを育む」から抜粋しています!すごくわかりやすい本でした↓

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 ノールズに続く理論家たち

 ノールズのアンドラゴジー理論では,ペタゴジーでもアンドラゴジー的な現象が起こりうる(今でいうと,総合的な学習ってやつですよね)。とか、批判というか,ここはどうなのかな?っていう意見があります。ということで,この理論に続く理論が出ています。ブルックフィールドやメジロー,クラントンといった理論家により,成人教育はどんどん進化していっているのです。 

成人教育の真髄

これらの成人学習者の特徴を踏まえて学習会や研修を組み立てていくことは,教育者としては必要なことだと思いますが,それはあくまで教育者が行う「行為の形」でしかないです。その真髄は,学習者が自分で学習ニーズを診断し,ソースをゲットして,目標に向かって学習する,という学習マネジメントができるようになることです。ここまでできるレベルの看護師がたくさんいたら,素敵ですよね。

 おわりに

ほんとはもっともっと詳しく説明したいところなのですが,ぱどもまだまだ勉強中なので,これから,小出ししていきます(笑)

 

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