ぱどのxoxoBlog ~NPへの道のり~

NP:ナースプラクティショナーを目指す人のための情報共有ブログ

【スポンサーリンク】
___________________________________________________________________________

わかりやすい(自称)修正版グラウンデッドセオリー その1 導入編

こんばんは,NPぱどです。連日修士論文に追われている日々です。

 

f:id:vivian-hana87:20180916145829j:plain

はじめに

そこで今日は,私の研究で用いている修正版グラウンデッドセオリーについて説明してみたいと思います。もちろん,いつものごとく,ざーーーっくりなので!わかりやすい,というか,導入としてはありな説明です(笑)

グラウンデッドセオリーとは

グラウンデッドセオリーは一種の研究方法です。どんな研究方法かと言うと,質的研究で使用される研究方法です。

特に,今起きていること(=現象学)を収集し,分析するために使われる方法です。

M-GTAはデータの解釈から説明力のある概念の生成を行い,そうした概念の関連性を高め,まとまりのある理論を作る方法です。

M-GTAにおける質的研究とは「質的データを用いた研究とし,質的データとは当該研究テーマに関してディティールの豊富なデータであること」と,これを作った木下先生はおっしゃっています。

グラウンデッドセオリーには元祖グラウンデッドセオリーと修正版グラウンデッドセオリー(M-GTA)があります。なぜかというと,元祖バージョンが使いにくかったからです。

グラウンデッドセオリーの概要

質的研究と言ったら,KJ法,質的記述的研究,といったかんじで分析が進められますよね。しかし,やはり科学の世界では,その論理性や信憑性というものの信頼性がなかったんです。やはりそこは量的研究のほうが研究手法が間違いないんですよね。質的研究は,研究者の判断だから。それを改善しようとしたのが木下先生という日本人で,木下先生が発明したのが修正版グラウンデッドセオリーなんです。

元祖グラウンデッドセオリーの欠点

元祖グラウンデッドセオリー(ただのグラウンデッドセオリー:GTA)は,クラウザーさんとストラウスさんという方が構築した理論なんです。元々ね。グラウンデッドセオリーは文節レベルで切片化(区切る)して,それを分類していく,という質的研究でありながら量的研究の要素も兼ね備えている研究方法でしたから,その時代としてはとんでもなく素晴らしい研究方法だったのです。しかしながら,それでも問題はありました。

まず第一に,切片化することにより,本来の意図が消失してしまっていること。先ほども申しましたように,質的研究の醍醐味は起きていることそのものを分析することです。しかし,このように切片化してしまうと,その意味内容が失われてしまったのです。

第二に,分析手順が曖昧だったので,いくら切片化による分類で量的研究の要素があったとしても,質的研究の最大の欠点は残ったままだったんです。

そこで登場!修正版グラウンデッドセオリー

木下先生は,そのようなグラウンデッドセオリーが使いにくいと思ったんですね。そこで,修正版グラウンデッドセオリーというものを作りました。

その特徴は

・切片化は一切行わない

・文脈を意味内容として取り上げる

・徹底的に思考の言語化をはかる

・意味内容ごとにまとめるのではなく常に比較し続ける=継続的比較分析

です。

そしてこの方法が適した研究とは

・プロセス性のあるもの

・非常に限られた範囲に限定したもの

・社会相互作用性のあるもの

です。

 

 私が参考にした2冊です。これがなしではグラウンデッドセオリーはできないかとおもいます。まずはぱどのさーっくりわかりやすいグラウンデッドセオリーで頭にイメージ化していただいたのちに,こちらに移行していただければと思います。

おわりに

今日はここまで。なんとなくM-GTAというものが分かってきたでしょうか。ぱども独学なので,時々間違っていることを言っているかもしれませんが,大筋ははずれていないので。ご参考になればと思います。

 

 

【スポンサーリンク】