ぱどのxoxoBlog ~NPへの道のり~

NP:ナースプラクティショナーを目指す人のための情報共有ブログ

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ハワイNP研修 Episode3

こんにちは,NPぱどです。

ハワイは今夜です。やっと体が慣れてきました。そして,日中生きることの素晴らしさを感じています。かれこれ4年間夜勤専従で夜の女をやってきましたが,これほど体調のいい日は久方ぶりです。日の光って素晴らしい(笑)

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Waianae Coast Comprehensive Health Center

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今日訪れたのは,西側にあるヘルスケアセンター。ここは地域に密着した救急外来も併設しているヘルスケアセンターでした。ここでは,現地でご活躍されるNPさんのお話をお伺いしきいてました。今日のNPさんは,私より少し年上でアメリカでNPをしていました。日本で3年間の臨床経験を経て,ハワイへ飛んだそうです。この方の経歴からして,そもそもすばらしく頭がいいのだな,と思いました(笑)おそらく,もともと英語に慣れていたような感じがします。親の影響で外国の教育について知っていたため,日本の教育に疑問を持ち,渡米したとか。素晴らしいですね。わたしもできるものならそうしたい( ;∀;)彼女は現在DNP(Doctor of Nursing Practice)の課程に行っているそうです。

DNPとは

臨床に即した博士課程,とでもいうといいでしょうか。

実はDNPは聖路加でも始まっているんですね。聖路加のホームページをみると,

「DNP(Doctor of Nursing Practice)コースの目的は、専門看護師教育にあたる博士号を持った指導者を養成することです。実践志向の専門看護師は、PhD課程(研究者養成)では教育が困難であることが多いため、実践に焦点をあて、研究成果を利用できる学位がが必要であるため、DNPコースを開講しました。」

とあります。

そして,受験要件には,

「博士後期課程看護学専攻DNPコースは、専門看護師認定者あるいは看護師免許を持ち、修士課程を修了していて3年以上の実践経験を持つ方が対象です。」

とあります。

つまり,NPじゃなくても受験できるということです。

うーん。難しい。どう思いますか?

ちなみに,本日お伺いしたNPさんは,日本でDNPを創ることに対して不安を抱いているとおっしゃっていました。というのは,NPの役割が未だに確保されていない状況で,DNPを作っても,現場では疎ましく思われるだけではないのか。と。うんうん。わかる。実際,アメリカでもそのような状況になっているそうです。昨日,アメリカではすでに24万人のNPがいると言いましたね。そのような状況で,2015年より,博士号の取得が望ましいとされたそうです。彼女はいずれ博士号を持っていないとNP活動が制限されることを危惧し,早いうちにDNPをとっておこうと思ったそうですが,その制度自体には完全に納得はされていないようでした。アメリカの場合,日本よりも顕著で,例えばRN(正看護師)を取得してそのままNPも取得することができるんですね。また,他学部で学士をとって,その後NP取得のために1年目にRN,残り2年でNPを取るというコースもあるらしい。それって・・・・????って思いませんか?日本だったら不満爆発だと思うんですけれど。

と言うわけで臨床も積んでいないDNPが臨床にでてしまっても困るわけです。

まぁ結局は,病院や医師,看護師,患者からの信頼があるかないか,に尽きるとは思うのですけれどね。

ぱどは看護教育のPhDを取るつもりではいます。せっかく今看護学の修士行ってるからね(笑)

レジデンシープログラム

これは,俗に言う卒後臨床研修のことです。今申しましたように,臨床経験がないNPも存在するわけです。(RNを取得した後,NP修士課程の間にアルバイトで経験をするくらい)そんなNPがいきなり臨床に出たって,何もできないですよね。NP自身も不安ですし,周囲も不安ですし。そのような状況から,レジデンシープログラムというものがここ5-6年で出来上がったそうです。また,医師のプロバイダーが少ない,というのも背景にあるようです。それを補うために,研修提供を組織として行うのがレジデンシープログラムです。

日本でも,卒後臨床研修は1-2年するように,とお達しがあると思うのですが,今のところ特に明確な基準がありません。病院によって様々。訪問看護が母体のNPなんかは,実際難しいのかもしれませんね。(そのため,公募していましたね。)これに関しては,NPの制度化に伴い卒後臨床研修も制度化していきたいとのことでした。

私の病院も,地域密着型の病院です。実務としてはおそらく救外(一応ある)や初診,問診などもすることになると思われます。しかし,かなり偏った診療科編成だし,何といっても初期研修医もいないので,きっと研修は難しい。だから,グループ病院のつてで大きな病院で研修させてもらうつもりでいます←だいぶ勝手な妄想です。今からお願いしていきます。実際,NPが必要な過疎地域の病院だと,十分な研修は難しいことが予測されます。やはり,研修の制度は望ましいものであると考えられます。

Kapiolani Clinic

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こちらは初日からお世話になっているNPの方が働いているWoman&Childrenに特化した病院です。とにかくキレイでした。あ,ハワイの病院はだいぶぜんぶキレイです。こんな職場で働けたらなぁ・・・って思います。

ちなみに,ここの関連施設の産婦・子供病院では200床のうち70床がNICUで,すべて個室だそうです(@_@)!!そしてNICUには家族も泊まれる(@_@)。そしてそして,年間出生数は6000!!!もうあっぱれですね(笑)

ここで働く他のNPさんにお話しをお伺いしました。彼女は成人・老年のNPを取得し,現在はオンコロジー領域の専門で働いているそうです。ここでの収穫は,NPの役割が明確化してきたということ(ぱどの中で)。

彼女はオンコロジーサバイバー,つまりがんサバイバーに対するフォローアップをしているそうなんですが,外来でケモもやっているそうです。さてここで問題です。ケモのレジメンを決定したり,量を決定したりしているのはだれか。

そう,医師です。

ここはNPやりません。NPがやることは,レジメン通りの投薬を行い,無事に終了したことを確認し,治療続行可能かを判断し,安全な治療継続を管理していくことだそうです。

ここでなにかトラブルが発生すれば,医師に相談するそうです。

なるほど。

また,乳がん専門のNPさんは,乳がんの発見や,治療サポートなどは行いますが,手術は入らないそうです。

なるほど。わかりました。

つまり,ハイリスクの医療はやはり医師に任せるということです。多少役割が重複するところもありますが,ローリスクな部分はNP。なにか問題がありそうなら医師に相談。ハイリスクはドクター。と徹底的に効率化されているわけです。外科医には手術に集中してもらえるように,という役割使命をもっている,そんな印象を受けました。

日本では,役割重複が多すぎるのです。

看護師と看護助手,看護師と薬剤師,看護師とリハビリ。。。看護師そんなにやってられないんですよ。だからアセスメントレベルが低くなったりするんですよ。

もっとおもいきって役割を分割すればいいのに・・・。まぁできない,と言われる理由もわからなくもないけれど。でもやっぱり私は役割の効率化を図ることは,この人材不足と言われる状況下では必須ではないのかな,と思いました。

今日の反省

今日のワイアナエで働く日本のNPさんに感化されました。行動力がすばらしい。私も英語しゃべりたい。あ,でもね,こっちきて思ったことは,私意外と英語しゃべれたんですよ。映画見てるからかな。一人でぶつぶつ映画に向かって話しかけたり・・・← 中学よりも高校よりもスピーキングはできた気がします。だから,これからがんばろう!英語!と心に誓いました。なんてったって博士の入学では英語いるからね。

あとはね,DNPについては,これは個人的な見解にすぎないけど,いち早く導入することがいいことだと思っちゃったんじゃないかな。つまり一抜けだけど。私はまだ早いとおもう。だって,NP自体がまだまだ不安定な存在なのに。そのうち必要かもしれないけど。でもPhDだって取れると思うけどな?さて,DNP問題はどこへ行くのでしょうかね。

今日はあほみたいにワラモワナショッピングセンターでお金を使いました。いいんですご褒美です。何もしてないけど(・∀・)

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