ぱどのxoxoBlog ~NPへの道のり~

NP:ナースプラクティショナーを目指す人のための情報共有ブログ

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ハワイNP研修 Episode4

こんにちは,NPぱどです。

今日は研修最終日。夜はウェルフェアパーティーで親睦を深めました。

 

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Queen's Medical Center

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今日はハワイの急性期病院であるQueen′s Medical Center QMCに行ってきました。

そこのNPさんのお話を伺いました。QMCでは,APRN(高度実践看護師)が80~90人もいるそうです(´・ω・)すごいですね。

 

DMの管理をしているNPさんのお話でした。ここでは病院内のDM管理を他2人のNPとともにすべて請け負っているそうです。ちなみに,アメリカにはDMの専門医というよりは内分泌の専門としてくくられているようです。そのため,基本的に日本の専門医がやるようなことのほとんどはNPが行っています。

・インスリン量の調節

・症状のアセスメント

・内服管理

・退院計画管理などなど

そしてここに大きくかかわってくるのが,患者の保険と退院後の社会的生活状況。

このアセスメントができるのって,看護師特性ではないでしょうか?

そこまで検討して退院計画管理を行っているそうです。

また,特にⅠ型糖尿病の急性期管理など複雑な病態疾患を有するような場合,医師に相談介入を依頼する,とのことでした。

ということは,基本的にはNPが全部やるんですよね。

ここにきてよりいっそう明確になったのは,

NPの診療行為をきっちりと線引きしているということです。

ここまではできるけど,

「こっからは自分の知識ではわからないから医師に相談します」

「この領域に詳しいNPがいるのでそちらを紹介します」

「この状態で帰宅してもいいけれど,出血したり痛くなったらすぐに病院に来てください」

このように,責任が取れる範囲を明確にし,かつその範囲はしっかりと責任をもっているのです。

これは日本のNPも真似していきたいですよね。

大きな病院で,ぱどの病院とは程遠いところばかりでしたが,学ぶべきことは多くありました。

Minite's Clinic

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さて,次に訪れたのが薬局(マツキヨとかツルハとかのレベル)内に併設されているMinite's Clinicで働くNPさん。ツイートしたように,年収は1500万円だそうです。差を感じますね(笑)しかもQOLも保たれていて,非常に良いと言っておりました。

Minite's Clinicの一番の特徴は,NPさん1人(ないし2人)しかいないということです。

診察室があり,そこに患者さんが入っていきます。

現病歴や社会背景から情報収集をするので,1人当たり50分ほどの診察時間がかかるそうです。しかし,部屋の外のパネルでチェックインし,順番待ちの時間も表示されるため,Minite's Clinicがあるショッピングモールで買い物をしたり,食事をしたりと待っていることができるそうです。そのためクレームなどはないとか。

ここでは来た人みんなを見るという感じでしょうか。症状がある人を見ていく形なので,かかりつけとか主治医とかそんな印象ではありません。救護所,みたいなものでしょうか。もしなにか問題があったり,自分の知識では解決できないようなことがあればオンコールドクターに電話して相談するそうです。

地域の人が来やすい,そんな診療所って感じでしたね。

そしてね,ここのNPさん,すごーく美人でした(笑)うん,ちょっとこれはここで一番びっくりしたこと。ヴィクシーモデルみたいだった(笑)

本日の反省

より一層明確化してきたNPの役割。医師でもない,看護師でもない,そんな存在。

医師は診療のプロフェッショナル。

診療に集中する時間が増えることで,安全な診療,医療の発展のための研究もできるようになります。

看護師は看護のプロフェッショナル。

看護という概念をもとに,許可されている診療の補助業務と療養上の世話を行います。

ではNPは?NPはそのどちらでもないんです。

看護師なんだから,と言う方もいらっしゃいますが,すでに看護師ではないんです。看護師免許は持っていますけどね,でも,「診療看護師」という別の役割として働いているんですから。

というより,双方の懸け橋となる存在なのかな,と思いました。医師じゃなくてもいいような,診療のサブスペシャリストとして,患者さんが必要な時に必要な医療を提供する。また,看護師にはできないけれど,看護師がやりやすいように診療を行い,スムーズな医療システムを構築する。患者に対しては,患者のバックグラウンドを重視した診察を行い,継続的かつ予防的な医療を提供する。

すごくまとまってないけど,きっとこんな存在なのかな,と思いました。

今日で本研修は終わりです。草間先生も話されたのですが,この研修を参加した人だけにとどめておくのではなく,他の人に伝えることが使命です。もしこのブログを見ている人がいれば,同じ病院のNPに興味がある方,またはNPを知らない方などにハワイの現状,そして,日本が変わらなければいけないということをシェアしてください。

 

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