ぱどのxoxoBlog ~NPへの道のり~

NP:ナースプラクティショナーを目指す人のための情報共有ブログ

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日本版NPの在り方について(私見)

こんにちは,NPぱどです。

気づけば12月ですね。今日は発表用のスライド作成です。

 

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 はじめに

そもそも日本のNPは

まだ法制度化されていないのです。

つまり

certification 

これを

license

にしようとトップ層の方々は尽力されています。

くわえて

まだcertificationですが

そのcertificationですら十分な制度でもありません

現状では

クリティカルとプライマリ

に分かれていますが

正直卒後研修でどうにでもなるくらい差はないかと。どっちとっても何にも反映されません。今のところ。

今後 NPがlicenseとなって,

上に乗っかるcertificationになるのであれば,

クリティカルやプライマリの意味が出てくるかな?

私は+αのcertificationがあった方がいいと思いますけどね(^^)

もう少し先の話になりそうです。

 

なぜ高齢社会でクリティカルが増えるのか

そうなんですね。高齢社会で地域格差が云々と問題視されているのに,なんでまた急性期ばかり重視するのかと。

私もそう思いました。

しかし今は思い直してます。

 

日本はこの高齢社会問題に加えて、医師の過重労働問題も併発している。

最近の「無給医」から始まって,医師の過重労働がクローズアップされています。

 

元々アメリカでは,小児科医の不足から始まったのがNPですよね。

 

つまり日本は今,超高齢社会と医師の過重労働を同時に2つの問題を抱えてしまっているわけです。

 

もし日本にPAがあったら,話は別です。

しかし日本にPAはいませんね。

 

そのような現状を踏まえると,現行ではPAに近いクリティカルのNPの役割は十分に大きいのだと思います。外科医の労働負担をかなり軽減するのではないかな。医師の時間が増えれば,間接的に医療満足度の向上にもつながりそう。

 

この前の学会で見たように,ECMO導入までをNPやコメディカルでつなげることができるなら,すごいことだと思うけどな。外科医も手術に集中できますよね。

 

日本の社会保障システムも影響

NPがアメリカや諸外国でうまくいっているのは,それぞれの医療制度にも十分に関係しているのです。

 

日本は,ご存知の通り国民皆保険+αで,国民誰もがフリーアクセスで医療機関を受診できるわけです。

 

また,人口に対する病床数の多さから入院して治療します。

 

少し論点がずれてしまうデータですが,

1950年代,どこで死にたいか,という質問に対し,病院と答えたのはわずかに10%

しかし2000年以降,病院と答えたのは80%にも上昇しているのです。

 

そのような現状で,在宅を一気に進めることは到底不可能。

なにかポジティブな政策で強制的な方法でもない限り,かわらないのかな,と思います。

 

さて,そのような状況で,アメリカや諸外国と「同じような」NPの在り方で通用するのか。

うーーーん。。簡単にイエスとは言えません。私は。

国民意識のレベルで変えていく必要がありますからね。

 

文化的な背景

日本人は自分に自信を持ってアピールすることを好ましく思われない文化なのです。

というより,謙虚でいよ,という感じでしょうか。

ハワイのNPさんに聞いた話ですが,この自信を持つことに慣れるまで時間がかかったし、今も葛藤があると。

 

もちろん,内的に自信を持つことは非常に大事。

自身だけではなく,責任も持ち合わせる必要があるし。

 

 

でも文化って意外と大事。

残念ながら自信を持ってます!みたいな感じの人を良く思わない人もいるかもしれないのです。もちろん,実績があって,人柄もよくて,みんなに信頼される人もいるかもしれません。

 

しかし,なかなか能力重視ではない日本です。

様々なしがらみがあります。

 

アメリカで通用するものが,必ずしも日本で通用するとは限らない。

 

これは教育の場面でも何度となくお話しました。なんでもアメリカのものを「そのまま」持ってくるからうまく機能しないと。

 

残念ながらこれが日本です。国際的に考えると,私はだめだなーと思いますが,なかなか変わらないものです。

 

日本に見合った方法を考えていかなければいけないかな,と思います。

 

 おわりに

まだまだ情報収集の段階です。これからも諸外国の状況をとらえつつ,日本らしさを備える(世界的にも納得されるような)NPの在り方を考えたいものです。

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